今回はEaseUS様よりデータ復旧ソフトをご提供していただきましたので、紹介します。
目次
EaseUS Data Recovery Wizard for Macとは?
簡単に言うとMac専用のデータ復旧ソフトです。このソフトを使うことにより「Mac本体にあるデータ」はもちろんのこと、カメラ、デジタル機器、SDカード、外付HDDなどの記録媒体のデータを復元することが出来ます。誤って削除やフォーマットしてしまっても、このソフトがあればデータを探し出して復元することができるのです。
フリー版とプロ版の機能比較
まずは比較表を御覧ください。
機能/シリーズ | 体験版(Free) | 有料版(Pro) |
---|---|---|
削除、フォーマットした、アクセスできないデータを復元 | ○ | ○ |
Time Machineバックアップから復元 | ○ | ○ |
削除、非表示、紛失したやRAWパーティションからファイルを復元 | ○ | ○ |
永久無料アップグレード | × | ○ |
永久無料の技術サポート | × | ○ |
復元可能データ量 | 2GBまで | 制限なし |
ライセンスの種類 | ー | 1台PCライセンス |
価格 | 0円 | 8,900円 |
本ソフトにはフリー版とプロ版があります。フリー版は無料体験版とと言ったところでしょうか。機能制限等がありますが、簡単なデータ復元でしたらこちらでも十分です。各種サポート・アップグレード、復元データ量制限無しにしたいという方はプロ版になります。
動作環境
動作環境&ハードウェア要件と対応デバイスの種類
OS | Mac OS Sierra、Mac OS X 10.11 (El Capitan)、Mac OS X 10.10 (Yosemite)、10.9 (Mavericks)、10.8 (Mountain Lion)、10.7 (Lion)、10.6 (Snow Leopard) |
ファイルシステム | HFS+、HFS X、FAT (FAT16とFAT32)、exFAT、NTFS |
CPU | 1GHz以上 |
ディスク空き容量 | 32MB以上 |
対応デバイスの種類 | MacBookとデスクトップ、HDD、SSD、メモリーカード、USBメモリ、SDカード、外付けHDD、iPod、MP3/MP4 MicroSDカード、、CF/XD/MMCカード、デジカメ/ビデオカメラ、その他 |
対応ファイルの種類
ドキュメント | DOC/DOCX、XLS/XLSX、PPT(PPT/PPTX)、PDF、CWK、HTML(HTM)、INDD、EPS、PAGES、KEY、NUMBERS、VSD、ODT、ODP、ODS、ODG、ODF、RTF、PLIST、TAX、MATなど |
画像 | JPG/JPEG、TIFF/TIF、PNG、BMP、GIF、PSD、CRW、CR2、NEF、ORF、RAF、SR2、MRW、DCR、WMF、DNG、ERF、RAW、SWF、SVGDWG、NRW、ARW、RW2、KDC、3FR、MEF、PEF、SRW、X3F、DXF、FH11など |
ビデオ | AVI、MOV、MP4、M4V、3GP、3G2、WMV、ASF、FLV、SWF、MPG(MPEG)、RM(RMVB)、MKV、MXFなど |
オーディオ | AIF/AIFF、M4A、MP3、WAV、WMA、APE、MID/MIDI、OGG、AAC、RealAudio、VQFなど |
その他 | メール、アーカイブ、EXE、SIT/SITX、FCPEVENT、dmgなど |
実際に使ってみる!
実際にプロ版をインストールして使ってみます。
購入またはフリー版ダウンロードはこちらから:EaseUS Data Recovery Wizard for Mac
起動後の画面はとてもシンプル。復元したいファイルの種類をチェックして「続ける」ボタンをクリックするだけ。今まで多数のデータ復元ソフトを使ってきましたが、ここまでシンプルで簡単な初期画面はあまりみかけませんでした。これなら初心者でも簡単に出来ますね。
ちなみに、ソフトが英語表記にしたい場合、日本語表記ではない場合は、ソフトのメニューから言語設定が行なえます。
次に進むとデータを復元したいファイルの場所(ドライブ)の選択画面になります。
Mac本体のドライブ、TimeMachine用の外付HDD、USBメモリー、そして意外だったのが過去に削除したiPhoneのバックアップファイルが選択できました。ちなみに、iPhoneのバックアップファイルから画像等をデータ復元出来ますので、削除してしまってもう手元にないという人はオススメです。
今回は、USBメモリー内のデータを復元したいので、上記画像でいうと「UUI」を選択(ダブルクリック)します。ちなみにUUIの中は空っぽにしています。
「UUI」を選択するとクイックスキャンが始まります。クイックスキャンだけあってすぐに終わります。
表示項目も「パス」「種類」「時間」から表示が選べます。データ復元したい種類がわかっていれば、種類のタブから探すと良いですし、ファイル名が解るなら検索するとも良いでしょう。
しかし、データ復元出来るファイル数が少なく、お目当てのファイルがありません。出て来るファイルは前回フォーマットした後のファイルのみでした。そんな時は「ディープスキャン」をします。時間はかかりますが、クイックスキャンより多くのファイルを探し出してくれます。
ディープスキャンをして30分、スキャンが終了しました。すごい量のファイルが出てきました。そしてお目当ての画像を無事発見!
復元をするには、復元したいファイルにチェックを入れます。チェックを入れたら上部にある「リカバリー」ボタンをクリックしてください。
すると、保存先を聞かれます。ここでは「ダウンロード」のフォルダを選択します。保存作を選択後「保存」ボタンをクリックしてください。すると「リカバリーが完了しました!」というウインドウが表示されます。これでデータ復元が完了です。
実際にダウンロードフォルダを見てみると、あら不思議!フォルダ階層も復元してくれています!お目当ての画像も無事見れています!
総評
実際にEaseUS Data Recovery Wizard for Macを使ってみましたが、なんといっても「簡単!安心!豊富!」という三拍子揃っていることです。とにかく簡単にデータを復元することが出来る。実はこれが一番大事です。迷いもなく、直感でお目当てのデータを復元は最高です。そして、他のソフトのように邪魔をしないのが良いですね。ソフトによっては変なソフトも一緒にダウンロードさせられます。このソフトにはそれがありません。さらに、復元できる媒体やファイル種類が豊富です。こんなにあるんだというくらい。フリー版でも良いのでインストールしておくと良いですね。余裕がある方や大きいデータ量を扱うかたはプロ版も良いですよ!
購入またはフリー版ダウンロードはこちらから:EaseUS Data Recovery Wizard for Mac