iPhoneやiPadのバックアップしていますか?
iPhoneやiPadのバックアップは基本的に2通りあります。
「iCloud上に必要なデータをバックアップ」と「iTunesを繋いだ時にバックアップ」です。
iCloudにバックアップする際、保存容量が5GBだと足りない場合がります。
その時は月100円の20GBプランに変更しましょう。
ただし、iCloudの場合、音楽だけはバックアップ・復元することは出来ませんのでご注意を。
もう一つはiTunesを繋いだらバックアップです。これをやっておけば、万が一データが消えても・買い替えた時も安心。最後にバックアップを行った状態に復元するとこが出来ます。やってない人はやろうね!
さて、今回はそのバックアップ保存先をMac内から外付HDDに変更しようと思います。
もし、バックアップしていたMac本体が壊れたらバックアップデータも無くなるんですから。それじゃあ意味が無いし、もしMacを買い替えた時も色々と面倒なので。
それなら外付HDDにすれば安心だし、容量も気にしなくて良いですからね!ちなみに、私の場合複数のiPhone・iPadを持っているためバックアップ容量が40GB超えてました。死活問題です。
それでは、進めていきましょう。前提として外付HDDまたは外付SSDを用意しておきましょう。可能ならUSB3.0以上対応が良いです。
目次
バックアップフォルダを外付HDDにコピー
iTunesでバックアップしたデータは隠しフォルダの「ライブラリ」の中に保存されます。通常ライブラリフォルダは表示されません。一時的に表示(選択)させるには画面の左上にある「移動」を選択後、Optionキーを押すことでライブラリが表示されます。以下のフォルダに移動してください。

Backupフォルダを見つけたらBackupフォルダをそのまま外付HDDへドラッグ&ドロップでコピーしてください。多少時間がかかりますので、それまでは気長に待ちましょう。※45GBでUSB3.0の場合、約25分程度。

コピーが完了したら、Mac側のBackupフォルダをゴミ箱に捨ててください。
ターミナルを起動して保存先を変更させる
Windowsで言うところのコマンドプロンプト。はじめから入っているアプリケーションです。このターミナルを使ってiTunesでバックアップする際「バックアップフォルダはMac内だよ!」から「バックアップデータは外付HDDだよ!」に設定を変更します。それでは、ターミナルを起動してください。

ターミナルを起動したら、そのまま「ln -s 」(エルエヌ[半角スペース]ハイフンエス[半角スペース])と入力してください。
そうしたら次に外付HDDのアドレスを入力します。手入力でも良いのですが、面倒かつ間違いが怖いので、外付HDDに保存したBackupフォルダをターミナルへドラッグ&ドロップしてください。自動的にアドレスが入ります。

次は元々のMobileSyncフォルダのアドレスを入力します。元々のアドレスがわからない人は下記のアドレスをそのままコピーしてターミナルに貼り付けてください。その後、ユーザー名だけ自分のユーザー名に変更してください。※一番簡単な方法はMobileSyncフォルダをターミナルへドラッグアンドドロップする方法です。
そうしたらEnterキーを押して変更を完了させます。合っていれば下記のように元のフォルダに外付HDDのBackupフォルダへのショートカットが作成されているはずです。もし表示されていない場合は、ターミナルの記述が間違っていますので、もう一度確認して修正してください。

あとはiTunesを起動してしっかり認識しているかチェックです!※外付HDDは繋いでおきましょう。
iTunesを起動したら画面左上にある。
を選択してください。そうすると表示される「テバイスのバックアップ」の中に「○○のiphone」等が出ていれば、外付けHDD先にバックアップの保存さている証拠です。

最後にゴミ箱の中にあるBackupフォルダを完全に削除すればOKです。45GBのゴミが消え、容量が一気に増えました。一石二鳥ですね!
これで何が起きても大丈夫ですね!Mac本体の容量不足に悩んでいる方はぜひお試しください。