早速ですが、私の使用しているVAIOPhoneAをちょっと冷やしすぎてしまいまして、ハード的に動作がおかしくなってしまいました。直そうと思ったのですが、どうにもこうにも直せないので新しい携帯を購入することにしました。そこで今回は、今までとは別格と言えるHuaweiのP10を選びました。
目次
Huawei P10
Huaweiはスマホ業界では有名
Huawei?と初めて名前を聞く人も多いかもしれません。皆さんが手に触れているスマホはほとんどAPPLEのiPhoneやSamsungのGALAXYやSONYのXperiaなど、キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)から発売されているものばかりです。格安スマホやSIMフリースマホではASUS・Huawei・ZTC・MOTOROLA等があります。
その中でHuawei(ファーウェイ)は中国メーカーですが、SIMフリースマホ業界では出荷台数・シェア共に世界第3位の有名メーカーです。ここまで有名になったのは完成度の高いスマホ、技術を詰め込んだスマホ、低価格のスマホの三拍子揃っていたからだと私は思います。
P10は各種賞を受賞している
Huawei P10は2017年6月5日に発売したSIMフリースマホ。実はこのP10、カメラ雑誌などの専門家によるテストと投票で優れた製品を選出する「TIPA AWARDS 2017」の「BEST PHOTO SMARTPHONE」を受賞。
また、欧州20ヵ国のオーディオ機器、モバイルデバイス、ビデオカメラ、カメラと言った分野を専門とする雑誌社、およそ50社から構成されている。「EISA AWARDS」の「EISA Smartphone Camera 2017-2018」も受賞しているほど、カメラ性能が優れています。(※カメラ性能については後ほど解説)
P10は何処で買えるのか?
P10を購入できる場所は実店舗では少ないです。殆どが格安SIMとの抱き合わせか、本体のみをAmazon等のネットショップで購入するしかありません。もし、回線を新規で契約する方や、MNPをする方は抱き合わせで購入しても良いかもしれせん。そうではない人はAmazon等で一括で購入しましょう。
P10を販売しているMVMO会社
[amazonjs asin=”B071P44SZT” locale=”JP” title=”Huawei 5.1型 P10 SIMフリースマートフォン ダズリングブルー 【日本正規代理店品】 P10/VTR-L29/Dazzling Blue”]P10のスペック紹介
カラー | ダズリングブルー グラファイトブラック プレステージゴールド ミスティックシルバー |
OS | Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア(4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53) |
内蔵ストレージ(ROM) | 64 GB |
内蔵メモリー(RAM) | 4 GB |
外部メモリー最大対応容量 | 256 GB (microSD) |
画面サイズ | 約 5.1インチ |
解像度 | FHD (1080x1920) IPS |
無線WAN(3G :WCDMA ) | 1/2/4/5/6/8/19 |
無線WAN(FDD-LTE) | 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29 |
無線WAN(TDD-LTE) | 38/39/40/41 |
無線WAN(GSM) | 850/900/1800/1900MHz |
プラチナバンド | ドコモプラチナバンド(Band19)対応 ソフトバンクプラチナバンド(Band8/28)対応 auプラチナバンド(Band18/26)対応 |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠 |
Bluetooth | Bluetooth® v4.2 with BLE |
テザリング | Wi-Fi:対応 Bluetooth:対応 USB:対応 ※最大接続数:8台 |
SIMスロット | nanoSIM×1、nanoSIM×1(デュアルスタンバイ対応) |
USB | USB Type C (High Speed/OTG対応) |
SDカードスロット | microSD x 1(SIM2:nanoSIMと同時使用不可) |
NFC | ○ ※おサイフケータイ非対応 |
防水・防塵 | × |
急速充電 | ○ |
カメラ仕様(フロント) | 第2世代 LEICA レンズ |
有効画素数(フロント) | 800万画素 (開口部F1.9 / FF) |
カメラ仕様(リア) | 第2世代 LEICA SUMMARIT-H ダブルレンズ |
有効画素数(リア) | 1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー 開口部F2.2 / 光学手振れ補正 / 2色フラッシュ / 2倍ハイブリッドズーム 4-in-1 ハイブリッドフォーカス(像面位相差 + コントラスト + レーザー + デプスAF)/ 4K動画撮影 |
電池容量 | 3200 mAh |
通信速度(受信時/送信時) | 下り(受信時):最大262.5Mbps(LTE) 上り(送信時):最大50Mbps(LTE) |
測位方式 | GPS / AGPS / Glonass / Beidou / Galileo |
センサー | 加速度, コンパス, ジャイロ, 環境光, 近接, HALL, 指紋認証 |
外形寸法 | 約 幅69.3 mm x 高さ145.3 mm x 奥行6.98 mm |
本体質量 | 約145 g |
本体付属品 | リモコン付きヘッドセット / 本体クリアケース/ 保護フィルム / ACアダプタ / USBケーブル ( A to C ) /クイックスタートガイド / 保証書 |
VIPサービス | ご購入日から90日間以内に発生した画面破損のみ1回に限り、無償修理 |
本体価格 | 65,800円 |
P10開封
パッケージは何とも高級感がある。そしてP10のパッケージ特有の観音開き。
開け閉めが楽しくて、しばらく開け閉めだけで楽しんでました。
中身は豊富で「本体」「リモコン付きヘッドセット」「本体クリアケース」「保護フィルム」「ACアダプタ」「USBケーブル(type-AtoC)」「クイックスタートガイド」「保証書」です。
ありがたいことに、SIM取り出しピンも付いていました。
クリアケースはレンズ部分以外はモザイク加工されています。クリアケースが付いてくるのはありがたいのですが、折角のダズリングブルーの輝きが失われてしまいます。。。
リモコン付きヘッドセットは某リンゴ社のヘッドセットに似ていますね。
そしてACアダプタとUSBケーブル(type-AtoC)です。P10は超急速充電に対応しています。超急速充電を利用するには純正のACアダプタと純正のUSBケーブル(type-AtoC)が必要とのことです。
いよいよ本体。見て・触って分かるこの小ささ、持ち易さ。
保護シートを剥がすと、フロント画面には既に保護フィルムが貼られていました。
そして背面。ハイパーダイヤモンドカット仕上げされたダズリングブルーは何とも美しい。触ってみるとザラザラしています。指紋も付きにくいですし、光のあたり方次第で色んな表情を見せてくれます。ほんと、美しい。
P10の特徴とも言えるLEICAのダブルレンズ。
サイドに音量ボタンとスリープボタンがあります。
底面には左から、イヤホンジャック・メインマイク・USB-Cポート・スピーカーがあります。
詳しい部分はクイックスタートガイドに掲載していますので、ご確認ください。
レビュー
指紋認証の精度、半端ない。
iPhoneでの指紋認証(Touch-ID)といえば、ホームボタンを少し押し込む様な方法で指紋認証を行います。ロック解除まで大体1秒程度だと思います。
しかし、Huaweiの指紋認証は異常です。初見、驚きます。認証にしているのか疑いたくなるレベルです。指紋スキャナーに軽く触れるだけで即解除。指をトンッ!とするだけで1秒経たず解除出来ます。コレに関してはiPhoneの指紋認証より全然良いですね。Huaweiの技術恐るべし。動画に撮ってみたので御覧ください。
ヌルヌル&サクサク、ストレスフリー
私の場合、以前のスマホの情報を引き継いだのでアプリなども結構インストールされた状態です。それでも今までのAndroidスマホとは比べ物にならない位、ヌルヌル。まず、引っ掛かるような事も無く、動きが止まったり・カクカクすることが一切ないです。気持ち良いくらいヌルヌル動きます。
これはスマホの頭脳とも言えるCPUの良さ、デスクの広さとも言われるメモリの多さだけではなく、Huaweiが独自に開発したOS「EMUI5.1」のお陰だと思います。Androidスマホだけど、色々とAndroidスマホと違うと実感します。本当にEMUIのお陰で簡単になりました。AndroidとiOSの中間という感じ。だからiPhoneからP10へという人もすんなりと慣れると思います。なにせ、iPhoneと似てる部分がありますから。。。
1時間以内でフル充電出来る超急速充電
P10にはHuawei独自の急速充電技術FCP(Fast Charger Protocol)が採用されています。一般的なQuick Charge 3.0とは別物です。
実際に20%の時に充電したところ、20分程度で65%程度まで充電されていました。驚きの速さです。ただ、100%になるまで超急速充電しているわけではなさそうです。充電の残量が多い程、ゆるやかになります。例えば10%と80%のスマホを10分間超急速充電すると、10%から50%程度充電に対して、80%の方は90%程度と思ってください。
さすが!LEICAダブルレンズ
Huaweiが自身を持って宣伝しているだけあってカメラ性能は抜群です。
標準のカメラを起動すると上部に4つのアイコンがあります。左から「フラッシュ設定」「ワイドアパーチャーのON/OFF」「ポートレートのON/OFF」「フロント・リアカメラの切り替え」となっています。
画面右端から左へスライドするとカメラ設定画面が開きます。
画面左端から右へスライドするとモード設定画面が開きます。15種類以上のモードから選べます。
ライトペインティングモードは場所と時間が限られますが、結構面白いモードだと思います。自動車のライトが光の線になる「テールライトトレイル」。光るペンライト等を使って文字を描く「ライトグラフィティ」。水の流れを美しく撮影する「シルキーウォータ」。夜空の星を撮影する「スタートラック」。
撮影する画面上に位置情報や天気情報、日付をおしゃれに載せられる「ウォーターマーク」もインスタとか日々の写真をアップする時に使えそうですね。
シャッターボタンの上部にある白いマークを上部にスライドすると、プロモードに切り替わります。プロモードにすることでISO等、細かい設定ができます。また、プロモード用のカメラ設定があります。
実際に撮影してみました
ポートレートモードやワイドアパーチャーを使ったりして撮りました。ボケ具合も素晴らしく、写真撮影の腕が上手くなったような感覚になりますね。それほど簡単に綺麗に撮れます。P10にはダブルレンズの片方がモノクロレンズなのでモノクロ写真は素晴らしいです。
動画撮影してみました
撮影しながらピントを変えてみたりしました。瞬時にピントが切り替わるのが素晴らしいです。あと自然のボケ具合。最高です。
総評
正直6万円以上の価値があるスマホだと思います。6万円は高いなぁと思うのですが、実際にP10を触って使ってみると、これで6万円は安いくらいだと実感しました。それ程全てが優れていました。普通に2年以上衰えず使えるスマホです。Huaweiのスマホが人気な理由が解ります。今のところ質感も、動作も、カメラも文句のつけようがありません。ただ、格安スマホを求めているが6万円のP10を買うとなると躊躇するかもしれませんが、長い目で見ると「これで良かったな」って思う機種だと思います。それでも価格を抑えたいと言う人は性能は多少落ちますが、絶対的な人気を誇るP10Liteをオススメします。価格も2万円台なのになかなかのスペックで使いやすいです。
※P10を買って直ぐのレビューなのでカメラの性能や使い方等詳しく説明できませんでしたが、後日カメラ等についてレビューしたいと思います。
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