以前、東芝やSONYのノートパソコンをSSD化して爆速にしましたが、今回はASUSのノートパソコンのHDDをSSDに交換して爆速にしようと思います。
目次
HDDからSSDへ交換する準備
SSD本体(1TB)
今回はHDDのデータをSSDにそっくしそのまま作る「クローン」を作ります。クローンを作るには、例外を除き、現在搭載しているHDDと同等もしくはそれ以上のSSDの容量が必要です。ASUS VivoBook R541NのHDDは1TBなのでSSDも1TBのものを選びましょう。以前でも使用実績もあるsamsungの860QVOを選びました。それにしてもSSDの価格が安くなっていくのは有り難いですね!
SSDスペーサー
SSDを取り付けるに当たり、現在付いているHDDと購入するSSDでは厚さが2.5mm厚さが違います。厚さが違うとグラグラしてしまい、端子部分の破損等に繋がりますので、9.5mmになるようスペーサーを必ず買いましょう。
SSDケース
HDDのデータをそっくりそのままSSDに移し替えるには一度SSDをPCに接続しなければいけません。そのためのケースを買いましょう。※データを移し替えず、新規インストールする方は不要です。
静電気対策用手袋
精密機械は静電気に弱いです。特に乾燥した季節は。機会をいじる時は静電気防止の手袋をしましょう。1つでも持っていれば色々と役に立ちます。
精密ドライバー等
今回使用するのはプラスドライバー・ピンセット(またはマイナスドライバー)・ピックで十分ですが、色々なケースで使える精密ドライバーセットが欲しい方はこの際買っておいても良いかもしれません。
これで最低限の準備ができました。早速交換していきましょう!
HDDからSSDに交換する手順
HDDからSSDへクローン作成
交換する前にまずは、データをそっくりそのまま移行、俗に言うクローンを作ります。まずは、購入したSSDをケースなどを利用してASUS VivoBook R541Nへ繋ぎます。フリーのクローン作成ソフト「Todo Backup Free」を使ってクローンを作成します。以下のURLからTodo Backup Freeをダウンロード・インストールしてください。
インストール後、クローン作成を行ってください。クローン元(ソース)・クローン先(ターゲット)を間違えないように気をつけましょう。
底面のドライバーを取り外す
底面に10箇所ネジがありますので、全てプラスドライバーを使用して取外してください。
ネジを全て取り終えたら、一旦裏がして、モニター部分を開けましょう。


中面(キーボード面)のカバーを取り外す
隙間にピックを入れならスライドして、ツメを外して行きましょう。

すべてのツメが外れるとキーボード部分の蓋が開きます。この段階ではキーボードとタッチパッドのケーブルが繋がったままとなっていますので、無理に外すとケーブルが断線してしまいます。

ある程度開いたら、基板側に接続しているケーブルをマイナスドライバーまたはピンセットを使用して外していきます。外し方は、画像をご覧ください。




これで中蓋が外れます。

HDDを取り外す
ネジが1箇所あるので、プラスドライバーを使用して外していきます。

ネジを外したら画像で言うと右側にHDDのアルミカバーをスライドさせると、取り外すことができます。


HDDNのアルミカバーとHDD本体がネジ4箇所あるので、プラスドライバーを使用して外していきます。

SSDを取り付け
クローン化したSSDをアルミカバーへ取り付ける前に、SSD本体にSSDスペーサーを貼ります。

SSDのメーカーロゴが書いてある方にSSDスペーサーを貼ります。


SSDスペーサーの取り付けが完了したら、アルミカバーに取り付けます。

アルミカバーの取り付けが完了したら、PC本体へ取り付けます。

あとは、逆の手順で取り付けていけばOKです。

総評
やはり、SSD化にしただけでASUS VivoBook R541Nに搭載のHDDが5,400rpmというのも合ってか、Windowsの起動・ソフトの起動が爆速です。もうノートパソコンはSSDがデフォルトで、オプションでHDD選択可能という方向にしちゃえばいいのに!と思うくらいオススメです。ちなみに、取外したHDDがまだ使えるようなら、HDD内のデータをすべて消した後、クローン時に使用したSSDケースに入れて、外付けHDD化にすれば再利用できてオススメです!