東芝のノートパソコンに引き続き、ソニーのVAIOも動作が遅くなってきたのでHDDからSSDに交換しようと思います。
2009年発売のパソコンなので、OSはVista。CPUはまだCore2Duoと言われた時代です。古すぎて動かないんじゃないかと思われがちですが、HDMI端子・Blue-rayドライブ・Radeonのグラボと以外と悪くないスペックです。ただサイズが大きく、約3.2kgとかなり重いです。
SSDに交換するのですが、古いだけあってSATA3に対応しておらず、SATA1になるので爆発的な速度アップは見込めませんが、現状のHDDより断然スピートアップするので早速交換していきましょう!
シリアルATA(SATA、Serial ATA、シリアルエーティーエー、エスエーティーエー、エスアタ、サタ)とは、コンピュータにハードディスク、SSDや光学ドライブを接続する為のインタフェース規格である。2010年時点において、SCSIやパラレルATAに代わって主流となっている記録ドライブの接続インタフェース規格である。
「シリアルATA」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』 2018年12月15日 (土) 03:24UTC URL: http://ja.wikipedia.org
目次
HDDからSSDへ交換する準備
HDDからSSDへ交換するにあたり、7,000円以内という勝手な予算を決めました。HDDのときは容量が400GBでしたが、実際200GBも使っていませんでした。なので少しでも安く抑えるため240GBのSSDを選びました。
SSDを取り付けるに当たり、現在付いているHDDと購入するSSDでは厚さが2.5mm厚さが違います。厚さが違うとグラグラしてしまい、端子部分の破損等に繋がりますので、9.5mmになるようスペーサーを必ず買いましょう。
HDDのデータをそっくりそのままSSDに移し替えるには一度SSDをPCに接続しなければいけません。そのためのケースを買いましょう。※データを移し替えず、新規インストールする方は不要です。
精密機械は静電気に弱いです。特に乾燥した季節は。機会をいじる時は静電気防止の手袋をしましょう。1つでも持っていれば色々と役に立ちます。
今回はプラスドライバーのみで十分ですが、簡単な精密ドライバーセットが欲しい方はこの際買っておいても良いかもしれません。
これで準備ができました。既にケース・手袋・精密ドライバー・エアダスターは持っているので、SSDとスペーサーで4,200円弱と安く抑える事ができました。
HDDからSSDに交換する手順
HDDからSSDへデータ移行(クローン)
交換する前にまずは、データをそっくりそのまま移行、俗に言うクローンを作ります。まずは、購入したSSDをケースなどを利用してVAIO VGN-FW72JGBへ繋ぎます。フリーのクローン作成ソフト「Todo Backup Free」を使ってクローンを作成します。以下のURLからTodo Backup Freeをダウンロード・インストールしてください。
インストール後、クローン作成を行ってください。クローン元(ソース)・クローン先(ターゲット)を間違えないように気をつけましょう。
HDDを取り外す
ここからはHDDを取り出すのですが、超がつくほど簡単です。手袋を必ずつけましょう!以下の画像の赤い□の下にHDDがあります。
ネジ1本で留まっているので、ドライバーで外しましょう。
蓋を外せばHDDが見えます。HDDとPC本体は3つのネジで留まっているので、ドライバーで外しましょう。
HDDに透明なペラペラがあるので、赤い矢印の方法へ引っ張ってください。そうするとHDDが外れます。
HDDを本体から外したら次はHDD周りにあるアルミカバーを外します。このアルミカバーはSSDに付ける必要があります。
次にSSDに9.5mm厚にするためのスペーサーを取り付けます。取り付ける位置は絵柄ある方にスペーサーを取り付けてください。
スペーサーを取り付けたら、先程外したアルミカバーを取り付けてください。
あとは逆の手順で、SSDを本体に戻すだけです。
コレで完成!!慣れれば5分程度で終わっちゃいます。
果たして効果は・・・?
ちなみに、HDD時の起動時間は5分でした。どう見てもHDDが引っ張っているのが分かるくらいです。そして、SSDに変えて起動した所、1分程度で起動できるようになりました。CPUもグラボもそれなりなので、大分キビキビ動いてくれるので現役続行できそうです!交換してよかった!
総評
それなりのスペックなのに、動きが遅い・・・どうみてもHDDが足を引っ張っているのが分かるくらいなら絶対HDDからSSDへ交換した方が良いですね。しかも4,200円というコストパフォーマンス抜群!ぜひ皆さんもパソコンが重い・遅い、HDDが壊れたなど、今のパソコンをなんとかしたい場合は、SSDにしてみてはどうでしょうか?今のVAIOは分かりませんが、この頃のVAIOはメモリーやHDDの交換が容易に出来る設計ですので、ぜひ皆さんもやってみてください。