このSONYのノートパソコン「VAIO VGN-NW51FB」は10年前に発売されものですが、今でも現役で使えます。そして、SONYのVAIOシリーズは今でも人気のシリーズです。このノートパソコン。不要だから引き取って欲しいということで引き取りました。見た目綺麗で問題ないのでは?思ったのですが・・・
キーボードがありませんでした。
どうやら無理やり外そうとしたのか、途中で切れたフラットケーブルだけ残っていました。

スピーカー部分に小さな凹み。

シール跡が目立ちますが、拭けば多少切れになるかもしれません。

外装は綺麗で、キーボード以外は問題なさそうです。ということで、まだまだ使える一台なのでキーボード取り付けをしたいと思います。

目次
必要な道具
キーボード(中古)
取り付けるキーボードは中古のジャンク品を購入。状態の良いキーボードがなかなか見つからず、唯一見つかったのがこの歪んだキーボード。価格は1,100円程度。
静電気対策用手袋
作業するに当たり「万が一」を防ぐために、静電気対策用手袋もあると良いです。
精密ドライバーセット&エアダスター
「プラスドライバー」「ピンセット」等が必要となるので、精密ドライバーセット。ホコリ除去のためにエアダスターを持っていると、今後も非常に便利です。
これで最低限の準備ができました。
キーボード取り付け(交換)
それでは、作業の方を進めて参りましょう。
バッテリーを外す
まずは、パソコン底面のバッテリーを取り外します。
フラットケーブルを抜く
キーボードに付いていた、切れたフラットケーブルを本体コネクタから抜きます。ピンセット等を使って本体コネクタ部分の両端のロックを外すことでフラットケーブルが抜けます。無理矢理引っ張らないように気を付けましょう。

別の角度で本体コネクタ部分の両端のロックを解りやすく外してみます。赤い丸の部分をピンセットでロックを外します。

購入したキーボードのフラットケーブルをコネクタに挿す
中古のキーボードと取り付けていきましょう。キーボードのフラットケーブルを本体コネクタに挿します。この時、本体コネクタのロックが外れていることを確認してください。フラットケーブル先端に白い横線が入っているので、その部分までコネクタへ挿しましょう。
コネクタをロックする
挿し込み完了後、コネクタをロックします。
キーボードをツメに合わせて取り付け
キーボードをツメに合わせて、取り付けます。歪んでいたキーボードでしたが、取り付けてしまえば、ほぼフラットになりました。
プラスドライバーでネジを3箇所締める
プラスドライバーで本体底面のキーボード固定用ネジ3箇所を締めます。
バッテリーを取り付ける
バッテリーを戻して・・・・

完了です!

検証
それでは、起動してみましょう。エラーもなく無事起動。

とりあえず、メモ帳を開いてキーボードの各キーが反応するか確認をします。

主要なキーは反応してくれました。すべてのキーが押せるか確認してみましょう。今回はソフトのインストールはせず、「ちょっとしたキーボード故障チェック・テスト」というWEBサイトで確認できます。キーが反応すれば赤く反応します。

すべてのキーが反応!これで一安心。

このVAIOパソコンは4色展開をしており、手元にあるのはシルバー。しかし、中古のキーボードはホワイト用なのです。そのためツートンカラーとなってしまいました。意外とツートンカラー似合ってますね。

dav
まとめ
キーボードが壊れた!特定のキーが効かない!という時は、捨ててしまう前にキーボードを交換してみるのも良いかもしません。パソコン機種によっては中古キーボードが出回っていたり、互換性キーボードが発売されています。そして、今回かかった費用は・・・約1,100円。今回は運良く1,000円台で見つかりましたが、通常3,000円以上、もしくは見つからないということもあるので今回はラッキーでした。
YouTube動画「ハイズLabo」
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