前回、液晶パネルの接続ケーブルの交換と、HDDからSSDへ交換したことで、快適に使える一台に進化しました。
ここまで来るとCPUの交換をしたいのですが、このTOSHIBA az15twに搭載しているCPUは「Celeron 3215U」で、番号の最後に「U」が付いているCPUは、マザーボードに半田付けされているため、相当な技術や専用工具が無いと交換出来ません。
ということでCPU交換は諦めて、今回はCPUグリス塗り替えをします。

目次
必要な道具
CPUグリス
クリーナー
静電気対策用手袋
作業するに当たり「万が一」を防ぐために、静電気対策用手袋もあると良いです。
精密ドライバーセット&エアダスター
「プラスドライバー」等が必要となるので、精密ドライバーセット。ホコリ除去のためにエアダスターを持っていると、今後も非常に便利です。
これで最低限の準備ができました。
CPUグリス塗替え
それでは、作業の方を進めます。
バッテリーを外す
まずは、プラスドライバーでバッテリーのネジを2箇所外した後に、バッテリーを取り外します。


カバーを外す
プラスドライバーでカバーのネジを1箇所緩めて、カバーを取り外します。

底面のネジを10箇所外す
プラスドライバーでネジを10箇所外します。

内蔵光学ドライブを外す
内蔵の光学ドライブを外します。

底面カバーを外す
ツメを折らないように注意しながら、底面カバーを取り外します。

ヒートパイプのネジを4箇所外す
プラスドライバーでヒートパイプのネジを4箇所外します。

ヒートパイプのネジを4箇所外す
プラスドライバーでファンのネジを2箇所外します。
ヒートパイプとファンが一体となっているので、ファンのコネクタを外して、ヒートパイプとファンを外します。


よく見ると綺麗にCPUがマザーボードに半田付けされています。

CPUの古いグリスを拭き取る
CPUの古いグリスをエタノールやアルコールが入ったウェットティッシュ等で拭き取ります。

ヒートパイプの古いグリスを拭き取る
ヒートパイプの古いグリスも、エタノールやアルコールが入ったウェットティッシュ等で拭き取ります。

CPUに新しいグリスを塗る
次にグリスを塗ります。以前の動画でも使用している熊さんグリスを使用します。
[amazonjs asin=”B017SBFHGA” locale=”JP” title=”【正規品 親和産業】 ドイツ Thermal Grizzly オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Hydronaut 1g”]CPUの銀色の部分に米粒程度のグリスをつけます。

ヘラを使ってグリスを薄く、均等に塗っていきます。

ヒートパイプとファンを取り付ける
グリスを塗り終えたら、ヒートパイプとファンを取り付けてコネクタを挿します。

ヒートパイプのネジを締める
プラスドライバーでヒートパイプのネジを4箇所締めます。

ファンのコネクタを挿してネジを締める
ファンのコネクタを挿して、プラスドライバーでファンのネジを2箇所締めます。

底面カバーを取り付ける
底面カバーを取り付けます。

ネジを10箇所締める
プラスドライバーでネジを10箇所締めます。途中で内臓の光学ドライブを取り付けます。


カバーをしネジを締める
カバーをし、プラスドライバーでネジを1箇所締めます。


バッテリーを戻す
バッテリーを戻します。

バッテリーのネジを締める
プラスドライバーでバッテリーのネジを2箇所締めます。

完了です!

まとめ
実際のところ、CPUグリスを塗り替えても効果はあまり実感できませんが、今後使い続けていく上では、この塗替えは有効な作業だと思いますので、CPUの発熱が気になる・他の部品の交換ついでにCPUグリス塗替えはオススメです!次回は、Wi-Fiアンテナの感度を戻すため、アンテナ取り付けをしていこうと思います。
YouTube動画「ハイズLabo」
YouTube「ハイズLabo」のチャンネルでも「【CPUの熱暴走対策!!】CPUグリス塗替え方法|TOSHIBA DynaBook AZ15/TW」を動画で説明していますのでご覧ください!そして、チャンネル登録をお願いします!!!!